エッセン旅行 出発編

2016年のエッセンシュピールに行ってきました。
これから行く人の何かの参考になれば。


1日目


 関西空港からターキッシュエアラインでトルコまで行き、そこで乗り換えてベルリンまで飛ぶ、というのが今回のスケジュール。
最後の2日はエッセンシュピールに充てて、それまではドイツ観光の予定。


南海電車南海難波駅から関西空港へ。

 南海難波駅で電車を待っていると、リポーターらしき人に中国語で話しかけられた。中国人と間違えたらしい。少し前にラピートの車掌が「外国人が多くて電車内が混み合い申し訳ない」というアナウンスをして問題になったためだろうか。

 関西空港には飛行機のフライト時間より大体3時間前に到着。よく考えたら関西空港に行くことすら初めてかもしれない。早くチェックインしすぎて暇だったので最後の日本食として鮭茶漬けを食べた。時間を潰しがてらフライト時間を計算したところ13時間+3時間で16時間だった。ここで初めて「えっそんな長く乗るの?」と二人でざわつく。アホである。

 

 時間になり飛行機に乗ると、当たり前だが外国人が多かった。今から海外に行くのか・・・としみじみ思ったが、同時に今から13時間も飛んで過ごすのかと思うと不安でしょうがなかった。

 紅氏は飛ぶ前からシートを倒そうとして後ろのおばちゃんに怒られていた。

 飛行機が離陸した後、飛行機から見た大阪の街はきらきらしていて綺麗だった。最初こそ機体がガクンと下がるたびに怯えていたがすぐ慣れた。
 目の前のモニターでいろんな映画が観られるようなのでアングリーバードを観る。どうせ日本語字幕や日本語音声は選べないんだろうなと思っていたが、日本語字幕も選べて驚いた。映画の種類も結構豊富で、スーパーマンVSバットマンとか、割と最近の映画もあった。

 が、1時間経たずにモニターが操作を受け付けなくなる。どうやら私だけじゃなく機内のモニターすべてが動かないようだ。以前にターキッシュエアラインを使った人からモニターは壊れているものと思った方がいいと聞いていたが本当だった。


 出発後1時間ほどで機内食
 紅氏はビーフを頼んだので私はフィッシュを選ぶ。メニューはサラダ、海老と大根の煮物、パン、ホタテと海老のピラフのようなもの、あとデザートにわらび餅。やっぱ日本発の飛行機だから?
むっちゃおいしかった。そしておしぼりがなんだかよく分からないいい匂いがした。

 自分の英語が通じることに感動する。まだトイレどこ?コンセントどこ?とか簡単な会話しかしてないんだけど。CAさんがみんなイケメン、美女ばっかりで眼福でした。ニコってされるとはーってなる。

 あとはひたすら寝たり、ゲームしたり寝たり音楽聴いたり寝たり寝たり寝たりしている間にまた到着前の機内食。マッシュルームとオムレツ。マッシュルームが見たことないくらい大きくて、めちゃくちゃ美味しかった。

 

 現地時間朝5時。トルコイスタンブールのアタテュルク空港に到着。早朝なのにめちゃくちゃ混んでいてtransit通過するのに40分くらいかかった。

 海外旅行用のモバイルルーターを借りたのだが、契約しているのはドイツでの利用のみのため、ドイツまでWi-Fiが繋げない。飛行機に乗っているときは感じなかったが、めちゃくちゃ不安になってきた。ネットで”飛行機が遅れて1日トルコに泊まった!”という声も耳にしていたため、ドキドキしながら掲示板で乗る予定の飛行機を確認するが特に変更なさそうで一安心。

次の飛行機まで2時間ほど時間が余ったため、いろんな免税店やカフェが立ち並んでいて賑わっている場所で時間を潰す。

土産物屋さんはもちろんカフェやレストランがたくさんあって、見ていて飽きない。ゴージャスなラウンジもあって、特定のクレジットカードの会員だとシャワーを浴びたり、ソファでゆっくりしたりできるらしい。私たちはひたすらうろうろしてましたけど。

 土産物屋さんにナルニア国物語に出てきたターキッシュディライトというお菓子が売っていた。
イケメン二人を小さい男の子がナンパ?していて可愛かった。

 アタテュルク空港についたら絶対に買おう!と決めていたトルコアイスを買う。ピスタチオ味。確か4ユーロくらい。一番ちっちゃいのを頼んだけど結構お大きくて、海外サイズの洗礼を受ける。
 店のおっさんに頑張って英語で話しかけたが、なぜか日本語が話せる人だった。
「大阪から来たの? やっぱりね。言葉で分かる」だって。帰りに「ありがとう」と言うと、指をチッチッとして「ちがうちがう。おおきに、まいど」とおっさんに訂正された。トルコまで来て関西弁で話すとは思わなかった。アタテュルク空港に行く事があれば是非寄ってください。アイスの形の電気看板がかかってる店です。


 いろいろとお店を見て回って、早めに搭乗口の近くで座っていたが、時間になってもいつまで経っても搭乗がはじまらない。チケットには6:40に搭乗開始と書いていたのに…。7:20(もともとの離陸時間)になってようやく搭乗開始。遅れてすみません、という態度も特になし。
日本とは感覚が違うのか、誰も気にする様子なし。でもむしろこれくらい堂々とされていたら「まあ仕方ないな」と思えるので不思議。ってか日本も同じ感じでいこ。CAさんぺこぺこ平謝りさせんのやめよ。そっちのほうがいいよ絶対。
でも時間があるならもっと色んな店を見て回っておけばよかった。

 3時間のフライトはあっという間で、映画を見る暇もなく爆睡していた。わたしは窓側で、真ん中に紅さん、通路側に世話焼きのおじいさんが座っていて、周りの人(他人同士っぽい)にいろいろ世話を焼いていた。

 到着前にまた機内食機内食と一緒に謎の水が出てくる。ゼリーみたいな小さくて背の低い、四角い容器に入った水。最後まで用途が分からなかった。飲んだんだけど、手を洗う水だったらどうしよう。誰か教えて。


 ベルリン到着。めちゃくちゃ寒い。息が白い。日本の大体11月~12月位の寒さ。

 空港から中央駅に向かうためバスに乗るも、間違えて途中の駅で降りてしまい20分くらい歩いた。綺麗な街並みが見れたのでまあいいか。
ドイツの道は完全に歩行者とそれ以外で分かれており、間違えて歩行者じゃない方を歩いていたら、むちゃくちゃイラついた感じで自転車のチリンチリンを鳴らされました。

 なんだかんだでベルリン中央駅にてジャーマンレイルパスを買う。そしてとりあえずカリーブルスト食べる。おいしい!量は多かったが芋がおいしい。そら芋が主食になるわ。


ホテルにチェックインの時間前に荷物預かってくれるかどうか聞きに行ったところ、そのままチェックインされてしまった。受付のおばちゃんはめちゃくちゃ苛々していた。でも追加料金はかかっていなかったのでラッキー。

1、2時間くらいは誤差なのか?


歩いてペルガモン博物館へ向かう。

どこを見ても煉瓦煉瓦煉瓦・・・石畳石畳石畳・・・。そしてカリーブルストの店とケパブの店。

 ドイツの信号は前触れもなくいきなり変わるのでびっくりした。日本のように点滅しない。ドイツ人はもちろん慣れているので動じない。歩行者優先が徹底されているようで、途中で信号が変わっても急ぐ気もないようだ。

途中立ち寄った雑貨店でこの信号に描かれているアンペルマンのグッズが売られていた。

 

カフェで食べたケーキがめちゃくちゃでかくて、頭が痛くなるほど甘かった。

 

ペルガモン博物館に到着。

受付のおばちゃんにジェスチャーで鞄はロッカーに入れろと言われる。
イシュタール門の大きさに感動。装飾がすばらしい。

中は撮影可だったが、それを知らずスマホを鞄に入れたままロッカーにしまってしまい、写真を撮れなかったのが残念でしょうがない。

 

 博物館を出た頃には暗くなっていた。

この日は寒く、小雨も降っていたのでベルリンの壁を見るのは断念。がっかりスポットという話も聞いていたしまあいいかな。

 地下鉄の駅出てすぐのパン屋さんで夕食。ちょっと堅いがとても美味しい。


 旦那氏のキャリーケースの足が壊れたので、ベルリン中央駅のスーパーで接着剤を探す。スーパーに置いてるものにいちいち驚く。
ビールが水より安い!
 成城石井でも見たことあるような、日本で買うと4~500円するチョコやクッキーが気になるけど我慢した。
 日清焼きそばやワサビ、寿司ビネガーなんかが売ってたがこれらは逆に高かった。


サラミとビール、ポテトチップスを買ってホテルで晩酌。就寝。